未経験者のためのお仕事説明書
建築のお仕事と一言にいっても、その職種は千差万別。
全くの未経験の方には聞きなれない仕事もあると思います。
ここでは主に建設現場で活躍しているお仕事をほんの少しご紹介。
全くの未経験の方はこれを読んでから仕事を探してみてくださいね!
- 足場鳶
- 屋外作業
建物や建造物の外側を作ったり、変更したりするのに、職人さんが作業しやすいよう『足場』を作るのがお仕事です。
現在主な足場は枠組足場、単管足場、ブラケット一側足場、くさび緊結式足場(ピケ足場)、張出し足場、吊り足場、吊り棚足場、丸太足場など、その工法は様々です。
高いところも昇りますので、高所恐怖症の方には向かないお仕事です・・・。
- 重量鳶
- 屋外・屋内作業
名前だけ聞けば『すごい力が要りそう・・・』そう思われるかも知れません。確かに重量物を運搬・設置するのが仕事ですが、運搬にはクレーン等の機械を使用しますので、さほど筋力は必要ありません。
空調機器の大型室外機や工場への機械設置が主な仕事になります。
- 鉄筋工
- 屋外作業
構造物を建設する際に必要不可欠な鉄筋を組んでいく仕事。コンクリートを流し込む前に、強度を保つため必ず鉄筋を入れなければなりません。その鉄筋を搬入し、専用の道具を使い鉄筋と鉄筋を結んでいきます。
最初、未経験の方は結ぶのに時間がかかると思いますが、馴れると2、3秒で一つ結束できるようになります。
- 防水工
- 屋外作業
建物を雨水や風から守るため、防水加工を施す必要があります。その施工をするのが防水工の仕事です。
防水もシート防水や吹付け防水等施工方法は様々。現場はビルやマンション、公共施設といった大きな建物になり、新築工事現場から改修工事現場まで様々な場所で活躍するお仕事です。
- 左官工
- 屋外・屋内作業
鏝(こて)という道具を使って仕上げを行う仕事です。昔は土壁等に大活躍の仕事でしたが、現在はコンクリートの床の仕上げや天板仕上げがメインになっています。
職人技がいる仕事ですので、一人前になるには数年かかりますがしっかり手に職が付けれれば、一生モノの技術です。
- 軽天工
- 屋内作業
メインとなる現場はショッピングモールやマンション、オフィスビルといった大きな施設。天井や間仕切り壁を作るのに亜鉛メッキ鋼鈑の材料で骨組みを仕様し、作っていくのが仕事です。
昔は木材料で作っていたのですが、現在は軽くて防火性のある亜鉛メッキ鋼鈑が主流で仕事も多く、職人さんが足らない状態のお仕事です。
- ダクト工
- 屋内作業
コチラもメインとなる仕事場は大きな建物。現在の建物にはほとんどがエアコン等の空調機器が取り付けてありますが、その通り道を作るのがダクト工のお仕事です。
製作から現場での施工まで一貫して行う事が多く、職人さんがその全てを行います。